ゼニカルは食べ物の脂肪にだけ作用する安全なダイエットピル
ゼニカルは、楽して痩せやすい身体を作る為に最も有効なダイエットピル(医薬品)です。
その有効性は、食べ物に含まれる脂肪だけを排出する働きにあります。
脂肪を排出する仕組みは、ゼニカルの有効成分であるオルリスタットがリパーゼという脂質を分解する消化酵素の働きを抑制する事で、分解されない脂質は腸などの消化管から吸収されにくくなります。
割合は、食べものに含まれる脂質の30%程度に効果を発揮する事が可能です。
30%というと少ないように感じるかもしれませんが、これを消費カロリーに置き換えれば結構大きな値になるという事を実感する事ができます。
牛のばら肉100gの場合、総カロリーは454kcal程で脂質は全体の42.6gです。
脂質1gは9kcalのエネルギーが含まれているので、脂質だけで383kcalにもなってしまいますが、この中から脂肪分を30%カットできれば、115kcalもカロリーを抑える事できる計算になるのです。
115kcalを消費するには、体重60kgの人が15分間ジョギングをする時間に相当します。
一日一回なら頑張れば出来るかもしれませんが、毎食後にこれだけの運動をするのは困難な事です。ゼニカルなら、その運動に匹敵するカロリーを排除してくれるのです。
しかも、1度の食事に含まれる脂質全体の30%なので、食べる量が増えればそれほど効果も大きくなるのです。
ダイエットピルには二つのタイプがある
医薬品と認められているダイエットピルには、以下の2タイプがあります。
- 食欲自体を抑制する薬
- 食べもののカロリーをカットする薬
このうち、食欲自体を抑制する薬は、本来は異常な食欲を抑えられない精神病患者、もしくは、体重130kg異常の肥満体の人だけに使用が制限されていた薬であり、脳に直接働きかけるので危険性の高い薬でもあります。
日本では、マジンドール(サノレックス)という食欲抑制薬がありますが、脳内分泌物であるノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンへ関与する事により危険性が高く、その副作用として呼吸器系の障害や不眠症、喉の渇きなどの症状が出る事があると報告されている程です。
また、耐性(身体の慣れ)もあり、使い続ける程に効果が半減してしまいますし、継続しても3ヶ月までという使用制限があるなど何かと不便さもあります。
一方、食べもののカロリーをカットするタイプのゼニカルは、食事の脂質にだけ関与するので安全性が高く、危険性のある副作用は存在しません。また、臨床試験の結果から、有効成分のオルリスタットが体内に殆ど吸収されない事が明らかになっています。
副作用を強いて上げるとすれば、便に油分が増えるので緩い排便になる事などですが、食事内容を意識して脂分を取除くようにすれば、そこまで緩い排便が出る事も少ないという利用者の感想も沢山あります。
美容整形による脂肪吸引は危険がいっぱい
多少のお金をつぎ込んでも楽して痩せる事が出来る方法として、美容整形外科で行われている脂肪吸引がありますが、実際には、様々な危険が潜んでいるという事を意識しなければなりません。
脂肪吸引の危険には以下のようなものがあります。
- 医師の技術に関する問題
- 医療費に関する問題(健康保険適用外)
- 施術後の皮膚のたるみ
- 急激な脂肪減少による生体バランスの崩れや血圧低下
- 術後のケアの為や経過次第で更に医療費がかかる
- 内臓脂肪は取除かれない
- 施術によって死亡した人がいる
医療費がかかるだけではなく、場合によっては生体バランスに関わってきます。
また、日本では、脂肪吸引中に出来たとされる内臓の傷が原因で死亡したケースもある程です。このように危険性が高いので、あまりオススメする事は出来ません。
ゼニカルにはこのような危険性は無く、自分で服用を調整する事も可能です。
食事の内容や自分の体の状態に合わせて、自由に使う事が出来ますので身体に負担をかける心配も少ないです。
ゼニカル服用で、ビタミンなどの栄養素の吸収が少なくなる?
ゼニカルの服用に関する疑問で、ビタミン類などの栄養吸収阻害に関するものがありますが、これはビタミンに関する認識違いが誤解を招いているようです。
実際には、そこまで心配するものではありません。
まず、ビタミンの中で吸収されなくなるものがあるのは脂溶性ビタミンだけです。
脂溶性、つまり、食べものの脂質の中に存在しているものは、ビタミンの中でもA・D・E・Fでありビタミン全てではありません。ビタミンB群やビタミンCは水溶性なので、ゼニカルを服用しても吸収に影響はありません。
しかも、臨床試験の結果から、これらの栄養素の吸収への影響もそれほどではないという事がわかっていますので、そこまで心配する必要は無いと思いますが、気になる場合は、マルチビタミンのサプリメントなどを活用するという方法も有ります。
ビタミン類は、体内で作り出す事の出来ない不足しがちな栄養素なので、ゼニカルの使用云々に関わらず、サプリメントなどを活用して意識的に摂取する事が美容や健康にも繋がってきます。
用法・用量
ゼニカルを服用する場合は、以下のことを守るようにして下さい。
- 食事中か食後1時間以内に服用する事
- 1日3回までとする事
- 食事を摂らない場合に服用しないこと
ゼニカルは、食事で摂取した食べものに対して作用するので、食事中か食後に摂取するダイエットピルです。中には、食前に服用するものだと誤解されている方も居るようですが、それは同じダイエットピルの中でも食欲抑制薬であるマジンドール(サノレックス)などです。
また、子供、妊婦、授乳中の女性の使用はお勧めできません。
安全性が高いとは言え、肥満体質の成人が使用する目的で作られたダイエットピルなので、子供や妊婦への臨床試験は行われていませんので、万が一を配慮しての事です。
それから、出来る事なら食事の改善も少しずつ取り組み、低エネルギー食療法を行いながら、補助的に使用するのが良いでしょう。
付き合いや行事などで連日食べすぎが続く事も有る場合、普段から使わないにしても、
食べ過ぎたタイミングで特効薬として使う為に常備しておくという活用方法も有ります。医薬品として、有効性も認められているダイエットピルなので、下剤のように栄養失調の危険性も無く、サプリメントのように効果があるのかわからないという事もありません。

